未来人材育成機構/長沼祥太郎 准教授
研究内容
九州大学の博士課程学生支援プログラム「K-SPRING」を研究フィールドとし、AIを利用した学際的教育プログラムを開発した。情報学、学習科学、比較文学の研究者が共同して研究に取り組み、2年の間に、2023年の”Meet the K-SPRING Members 2023”および”2024年の” Meet the KX-Program Members Summer School 2024”という二つのワークショップを実施し、そこでの学際的コミュニケーションを分析した。成果は国際会議において継続的に発表している。
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研究成果
1年目は自動化手法の開発と評価を行なった。その研究成果として、研究の類似度が高いグループと、類似度が低い二つのグループでの活動を経験した場合、その結果、類似度が高いグループの方が、「学際的なコミュニケーションを楽しむことができた」割合が多い一方で、類似性の低いグループとの差は想定されたほど大きくないことが分かった。2年目は、自動化手法を超えて、生成AIを参加者が自由に使える環境を提供し、学際的コミュニケーションを通じてどのようにして学際的共同研究のリサーチプロポーザルを作り上げることができるかを分析した。その結果、この方法により、学生は非常に質の高い学際的共同研究のリサーチプロポーザルを作り上げることができること、また、グループメンバーによるアイディア発展プロセスに対してAIのアイディアを有効に取り入れていたことが明らかになった。これらの成果は、ISLS2024、 ISLS2025という、学習科学分野のトップの国際会議で採択されている。
今後の展望
1.本プロジェクトの成果として、査読付き英語論文を分野Top10%ジャーナルに2本投稿する
2.本プロジェクトを発展させた研究を、メンバーを拡大した上で基盤Aに申請する
融合分野
学習科学-情報学-比較文学
学祭的学習-生成AI-コンピュータ支援型協同学習、対話分析
研究キーワード
学際的教育・学習、AI・生成AI、コンピュータ支援型協同学習、対話分析
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