連携事例

ICTを活用した見守りのまち糸島 ~子どもから高齢者まで市民が安心に暮らせるまち~

糸島市と九州大学は、「見守り」をテーマとした市民参加型の実証事業であるICTのまちづくり事業に取り組んでいます。この事業で活用する技術は、九州大学システムLSI研究センターの持つVRICSシステムです。ICカードをカードリーダーで読み取り、個人を特定することで、その人の権限に応じた各種サービスの実施等を可能にするものです。

市のイメージキャラクターの名称を付けた「いとゴンカード」を作成し、全国でも類を見ない規模である市民約25,000人にカードを配布。避難訓練をはじめ、小学校児童の登下校時の見守り、高齢者の安否確認などに活用しています。
 今後も、市民の安全・安心や少子高齢化社会に対応するため、いとゴンカードは、防災だけでなく、さまざまな場面で活用することを想定し、研究を進めており、九州大学の持つICT技術を地域の見守りに役立てていきます。