研究活動支援

【公募】令和2年度理研-九大 科学技術ハブ共同研究プログラム

令和2年度の公募は終了しました。

■プログラムの背景

 国立研究開発法人理化学研究所(以下「理研」という)と国立大学法人九州大学(以下「九大」という)は、両機関の研究開発能力および人材等を活かし、世界の学術および科学技術の振興ならびに人材育成に資することを目的とした連携・協力を進めている。これを実現するため、九大 学術研究・産学官連携推進本部に理研九大科学技術ハブを設置し、戦略的な連携を支援する体制を整備している。このたび、両機関からの出資に基づき、理研および九大における研究開発ネットワークを形成するための支援プログラムを設けることとした。

 

 

■プログラムの目的

 本プログラムは、理研と九大を跨ぐ、異なる研究分野間での連携を支援することを目的としている。本プログラムを通じて、双方の研究者がそれぞれの知見、技術を持ち寄って連携することによって課題の解決策を見出すこと、一方の機関だけでは困難であった分野を越えた連携の実現、さらに、新たな研究領域の創成や、これに関わる若⼿研究者の育成につながることを期待している。

 

 

■プログラムの詳細

【募集する研究内容】 

 全ての研究分野を対象とし、基礎、応用は問わない。

 

【申請資格】

  理研と九大の双方の若手研究者(令和2年4月1日現在、40歳未満)を共同代表者とする
 共同研究グループ。

  ※1 理研の共同代表者は交付金およびこれに準じる予算で雇用されている研究者とする。
      また、九大の共同代表者は教員(特定有期教員を含む)であること。

  ※2 理研側において研究PI以外が共同代表者となる場合は、所属⻑の承認等が必要。

  ※3 2019年度の本プログラムにおいて採択された共同代表者や応募した共同代表者が

     再度申請することも可能。

  ※4 共同代表者として同時に複数の申請を行うことはできない。ただし、研究協力者
      として参画
することは可能とする。

【実施体制】
  本プログラムにおける共同研究グループは、共同代表者の他、研究協力者を置くことができる。
  ※研究協力者として参画できる者は、理研と九大の研究者の他、企業等の研究者および
   大学院生等を含む。
 

 

【支援期間】

 単年度とする

 ※配分された研究費の翌年度への繰り越しはできない。

 

 

【申請額】

  理研と九大のマッチングによる予算総額2,000万円を採択テーマに配分する。1テーマあたりの
 申請額上限は300万円とする。

  ※翌年度への繰り越しは不可。

 

【募集件数】

 10件程度。ただし、各採択テーマへの配分額によって、採択件数は変わるものとする。

 


■申請手続

  指定の申請書類の電子ファイルを、共同代表研究者が所属する研究センターの推進室(理研側)
 と所属部局の事務部(九大側)を通じて、下記申請期限までにメールに添付して提出すること。

 

 【申請期限】令和2年2月12日(水)17時(必着)

 

 【申請書類】以下の書類を提出すること。

       ① 研究計画書 【PDFファイルで提出】

        ※簡潔に記載すること。また、フォントサイズは変更しないこと。

         なお、全体で4ページ(両面で2枚まで)を超えない範囲で適宜記載枠を
         広げることができるものとする。

       ② 概念図(ポンチ絵)2ページ 以内【PDFファイルで提出、様式自由、A4サイズ】
        ※研究計画や研究内容をわかりやすくまとめた概念図を作成すること。
         なお、概念図は原則として図表を主とすること。

 

 ※上記の他、詳細は「募集要領」等関係資料を確認のこと。

 (別紙1)募集要領(PDF
 (別紙2)募集要領補足説明PDF
 (別紙3)審査要領(PDF

 (別紙4)研究計画書(Word

■審査

 審査委員は、理研と九大から選出することとし、別添の「審査要領」に基づき、書面審査を行う。
 ※当該申請課題の専門分野以外の委員が審査を行うこともあるため、申請書類の作成にあたっては、
  専門分野以外の者にも分かりやすい記述となるよう工夫すること。


 
■申請書類等の提出先及び問合せ先

 九大・理研科学技術ハブ支援室
 E-Mailkagihub-support@jimu.kyushu-u.ac.jp